書籍情報 BOOKS

栄養食事

60歳すぎたら、しっかり食べて ムダな薬は捨てなさい

出版社:TJ MOOK
著者:上西一弘、岡田正彦、長尾和宏、溝口 徹、吉村芳弘、和田秀樹 監修
発売日: 2023.09.29 金
人生100年時代、生活スタイルも何もかも変わったこの時代、未だに「昭和の健康常識」に踊らされていませんか?   本誌は、定年後の生活を意識しはじめる還暦前後から、それ以降の60代、70代、80代と、年を重ねても老け込まずに若々しく、健康的に生きる秘訣を、「食事(栄養)」と「服薬」の観点を中心に、臨床・研究の最前線で活躍される複数の専門家に総力取材。それぞれの先生の見解で構成した本です。   年を重ねると、飲む薬は増え、食べる量が減ってゆく生活になりがちですが、健康維持のためには、実は、逆が正解です。薬はて副作用でかえっ体にダメージを与えたり、粗食は低栄養状態になり筋力が衰え、そのまま寝たきり生活に陥ってしまうことが、いちばんこわいのです。“60歳すぎたら”、「減らすべき薬」は適切に減らし、しっかりと食べて栄養をつけることが肝心です。   複数の専門家の見解を、いわば「セカンド・オピニオン」的に読むことができるこの本があれば、普段意識すべきことが一目瞭然です。 先生の説明が重なる部分は、何より大切なことである証左。「粗食信仰」と「過剰医療」こそ、あなたの寿命を縮めているといえるでしょう。   本誌を手に取ってくださった皆様にとって、病院や薬に頼りきりにならず、ご自身の食生活や運動といった生活習慣の改善から、自力で免疫力を上げて、楽しく健康に生きてゆく一助となれば幸いです。