40代からの身体の変化に合わせてとりたい栄養・避けたい栄養、気をつけたい点などをわかりやすく伝授します。
近年、「新型栄養失調」という言葉が言われています。カロリー制限や間違った食べ方などで、身体に必要な栄養が不足し、結核や脚気などになる人が増えているからです。
「栄養=カロリー」という混同もあり、カロリーが高ければ高栄養と勘違いしている人も多いようです。
体内の細胞は日々入れ替わり(異化と同化)をしているので、栄養が足りないと、細胞の質が低下し、各器官そのものの働きも悪くなります。また、カロリーすら足りていない人の身体では、自身の筋肉(タンパク質)がエネルギー源として使われ、身体が衰えてしまいます。「老い」は、タンパク質の入れ替えが遅くなって機能が低下した状態なのです。
身体は自分が食べたものからつくられます。「今日からの食べものが未来の自分を創っていく」と実感する一冊です!