特性のある子には「愛情よりもテクニックが必要」書籍に書いてある一文です。
えっと驚かれる方と、妙に納得される方どちらもいらっしゃるのではないかと思います。
実は、撹上さんご夫婦の息子さんはクリニックの患者さんで、初めて会ったのは2018年の5月頃、小学校4年生の時でした。
既に食事の変更など取り組んでおり、息子さんの変化を感じていたそうです。
初めて会った時の印象は、発達障害の子に多くみられる攻撃的な印象はなく、イライラやそわそわ感もありませんでした。しかし反応が少し鈍く、でもこちらの伝えている事は理解している印象でした。
今回の書籍にある「愛情よりもテクニックが必要です」。
これは発達障害の子の身体の状態にも同じことが言えます。特徴のある体質なので特徴をよく理解し、特徴にあった食事とサプリメントの摂取が大きな改善のポイントとなってきます。
ご両親が熱心に食事改善に取り組んでくださり息子さんは素晴らしい改善を見せてくれました。ご両親の教育方法も素晴らしく息子さんの才能はどんどん開花していきました。
支援級から普通級になり中学も私立に見事合格、現在は囲碁にはまり始めて一年ちょっとで5段まで昇格しました。
集中力がすごく、先を読んだり数字に強かったりと将来がとても楽しみです。
発達障害のある子は得意な事に関しての集中力がずば抜けている子が多くいます。
その集中力のすごさ故にかなりの栄養も消耗します。
特に集中力にはB群をつかうのでB群が不足すると出てくる症状が発達障害の子は出やすい傾向があります。
また特性のある物事の理解の仕方をする子が多いのでその子に合わせた伝え方や対応した方が必要になってきます。
撹上ご夫妻今回出版された書籍は具体的な状況での対応のしかたが載っています。
お子さまへの接し方で悩まれているお母さんお父さんはとても多く、日々の診察でもよく相談を受けます。
撹上ご夫妻の専門家としてのお話、何より親としての実体験。
自分にとっても参考になる内容ばかりでした。
ぜひ、皆さまも読んでみてください。
そしてその撹上ご夫妻とコラボインスタliveを行います!
2022年2月26日(土)15:00~
患者さんと担当医師
栄養療法専門医と発達障害児教育専門家
発達障害のお子さんを持つ親として
今回のliveは多くの方に可能性を感じていただけるのではないかと思っています。
Liveはどなたでも参加頂けますのでお気軽にご参加下さい。
◇みぞぐちクリニックInstagram◇
https://www.instagram.com/mizoguchi_cl/