このたび、富山県の杉森クリニック杉森尚美先生が学会で発表した、アミノ酸キレート鉄(フェロケル)を使用して鉄過剰症になった患者さまのデータを杉森先生と協力し、英文の症例報告にまとめました。
外国の医学雑誌に投稿し、多くの査読者のチェックを受け、掲載に値する内容であると判断され症例報告が掲載されました。
この患者さまの経過は、国民生活センターのホームページにも注意喚起として紹介されています。
いずれも添付しているので参考にしてください。
栄養療法が多くの方に知られるようになり、実践される方も増えてきているのは、とても良いことであることは間違いありません。
ところが、このように日本では製造も販売も許可されていないサプリメントを用いることによって重篤な副作用が生じるので、正しくとりくむことの大切さをあらためて感じています。
アレルギーとは本来、毒性がないものを体が異物として認識し、過剰反応してしまう状態をいいます。
異物が入ってくると体は免疫グロブリン(Ig)をつくります。
Igは異物(抗原)に結びついて破壊しますが、Igは免疫細胞と結びついて、次に同じ異物がはいってきたときに備えます。
この免疫システムが正常に機能しているときには問題ないのですが、異物ではないものに過剰に反応して、様々な症状を引き起こすのがアレルギーです。
アレルギー反応は、侵入経路である粘膜が弱っていても容易に侵入しアレルギー反応が出やすくなります。
粘膜を強く保つことが予防や症状を発症しにくくするポイントです^^
粘膜を強くするにはまずは負担をかけない事!
グルテンカゼインフリーをして粘膜の負担をなくしてあげる事、アレルギー対策でもグルテンカゼインフリーは欠かせません。
その他にも、粘膜の材料になるグルタミンやビタミンAビタミンDなどを補うとより効果的ですよ^^
粘膜を丈夫にしてアレルギーが出にくい体を作りましょう♪
サプリメントでは不足の栄養素を補う事、食事では血糖を安定させ自律神経の乱れや様々なホルモンを不必要に使わない事、そして体の主原材料であるタンパク質を補給する事、腸内環境を整える事が主な部分です。
どんなお悩みでも食事の改善は必要であり、サプリメントと合わせる事で改善のスピードや満足度がぐんとUPします^^
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