クリニックにはお子さんも沢山来てくださっています
栄養療法継続で(しっかりやると大体半年以内に)、穏やかになったり、走るのが速くなったり(体幹がしっかりする)ネガティブな気持ちの切り替えが早くなったり、かぜをひきにくくなったりすることがよくあります。お子さん自身が改善を実感してもらえると、自分でやるようになるので保護者の方も、きっと楽になりますね。
溝口先生の下記のブログでは「発達障害、ADHDの約半数に食物アレルギーの関与が疑われ、 除去食をすることで症状が改善した・・・」という論文を紹介しています
食物アレルギーが、お腹の症状以外にもさまざまな症状と関係していることもあると溝口先生は考えています。
子どもの行動異常や注意欠落、攻撃性。大人の場合には、抑うつ症状や疲労感など。
またアレルギーによって幻聴や幻視が起こる方も中にはいるそうです。
2017年現在、クリニックでは、IgG検査は「出たものを除去するための検査」ではなく、アレルギー反応を示す食物の種類が多かったり、重症度が高い場合、「腸に炎症がある、腸の粘膜が弱いことがわかる」検査と説明しています。小麦(グルテン)や乳製品(カゼイン)は人間にとって消化しにくい形をしているため腸を荒らしやすいのです。腸の炎症の原因となるもの(小麦乳製品と重度のもの、自覚症状のあるものなど)を3-4か月除去して「腸粘膜を荒らさないように」します。それと合わせて「腸の壁を強くする」栄養素を使う、方針としては二本立てで治療しています。
食べるものがなくなる~という患者さんに肉魚豆卵葉っぱの野菜を!とよく溝口先生は言っています。慣れるまでは、結構過酷ですよね~
2011.02.23 Wednesday
author : 新宿溝口クリニック院長 溝口徹
#ADHDの子供の半数に食物アレルギーが関与
http://orthomolecule.jugem.jp/?eid=986