サプリメントに含有されている各栄養素に対しておきるアレルギー
消化器症状(ムカつき、不快感など)

| 疾患 | |
|---|---|
| 性別 | 男性 |
| 年齢 | 7歳 |
| 具体的な症状 | ■来院までの経緯 |
| 投薬 | なし |
|---|---|
| 検査データ |
基準値による解釈・特に問題なし オーソモレキュラー栄養療法による解釈・潜在性鉄欠乏状態 |
| 生活習慣 | ■食事 |
|---|---|
| 投薬 | なし |
| サプリメント | ビタミンB群、ナイアシン、ヘム鉄、DHA、ビタミンCなど、医療用サプリメントで補充 |
| 検査 | 初診時、9か月後、16か月後(後述) |
| 投薬 | もともとなし |
|---|---|
| 具体的な症状 | ・栄養療法併用後、コミュニケーションの分野で急激な成長を先生から報告 |
| 解説 | 通常用いる基準値による評価では栄養状態を評価することはできません。 ■初診時の検査データからの情報 栄養療法の継続によってこれらの問題が改善しています。 |
|---|
オーソモレキュラー栄養療法では、どのような傷病名が診断されていても、そのときに患者さん本人やご家族にとってもっとも問題となっている症状の改善を優先する。
現状の把握や治療の効果判定のためにオリジナルのチャートを作成しています。
次のチャートは、初診時と9か月後の症状の変化を示しています。折れ線のチャートが円に近く小さいほど発達のバランスが良いということを示します。
初診時には、人間関係・コミュニケーションの分野と不注意・学習・多動の分野の問題が大きかった状態から、9か月後にはそれらが改善傾向を示し総合的にバランスがとれていることが分かります。

発達チェックチャートでは、円に近いほど発達のバランスがよく、円が小さいほど良好な状態。
発達障害のお子様の治療は、病名よりも問題になっている主訴へのアプローチが重要。
サプリメントに含有されている各栄養素に対しておきるアレルギー
消化器症状(ムカつき、不快感など)