栄養カウンセラー 定 真理子、以前当クリニックにて診療を担当されていた桑島 靖子医師の共著。
栄養が不足すると、私たちの体は生命維持を最優先し、優先順の低い場所の栄養を、優先順の高い場所にまわして、生命を維持しようとします。
栄養不足の影響を受けやすいところは、髪、爪、皮膚、そして、子宮もそのひとつです。
私たちが食べたものは、胃で消化され、腸で吸収され、血流にのって全身の細胞へと運ばれていきます。子宮まで十分な血流(栄養)が行き渡らなければ、子宮は冷えます。子宮の冷えは内臓の冷え、体の中心にある子宮が冷えれば身体全体が冷え、むくみ、便秘や下痢、肩こり、汗をかきにくい・・・様々な不調を引き起こします。
つまり、女性にとって”子宮”は身体の栄養状態のバロメーターであり、子宮が温まれば、全身も温かくなり、身体の不調の改善が可能なのです。
「冷えとり」をしている間は温かくても、やめてしまうと、また冷え性にもどってしまっていませんか?
本書には、根本的に「冷え」を解決するための、分子整合栄養医学をベースに、「冷え」の原因、女性の不調と「子宮の冷え」の関係、腸からはじめる「冷えとり」、「温め体質」になる最新栄養学など、かつては冷え性だった2人の体験も含め、最新の情報が満載です。
ぜひ、本書をお手に取っていただき、ご一読いただければ幸いです。