食後の血糖値の乱れが、心の病まで引き起こしていたなんて!
糖尿病だけでなく、心筋梗塞、脳梗塞、がん、認知症などを引き起こすことがわかってきた「血糖値スパイク」(食後高血糖)。
実は体だけでなく、心のトラブルにも深くかかわっているのです。
また、「糖化」(血糖値が高い状態が続くことで、体内で糖とたんぱく質が結合する現象)が、老化を促進してしまいます。
これまで3000人を検査してわかった、うつやパニック障害、不眠といった心の病と血糖値の関係を解き明かし、「血糖値スパイク」や「糖化」を防ぐ食べ物、食べ方を紹介しています。
糖質の摂取量が増えた食生活の変化と心の不調の増加の相関関係に気付くことで、読者の方が日々の食事を見直し、心と体の健康を取り戻すきっかけとして、本書がお役に立てることを願います。