症例報告 CASE

48歳女性 妊娠希望

※イメージ画像
※イメージ画像

患者データ

疾患
性別 女性
年齢 48歳(初診時:42歳)
具体的な症状

・疲労感、抑うつ感、肥満などの改善を目的に42歳時当クリニックを初診
・オーソモレキュラー栄養療法によって症状改善しパートナーと結婚
・妊娠を希望し不妊治療のクリニックを受診するも年齢およびホルモン値などから治療の適応でないと言われる
・47歳時、急に月経が止まり妊娠を疑い検査し妊娠陽性反応
・48歳時、第一子を出産

当院でのオーソモレキュラー栄養療法による治療

生活習慣

■食事
血糖値スパイクの抑制のため軽度糖質制限を指導。
タンパク質代謝を改善させるためローテーションによるタンパク質摂取。

■運動
ストレッチや軽いスクワットなどを行い運動の習慣をつける。

投薬 なし
サプリメント ビタミンB群、亜鉛、ヘム鉄、EPA、イソフラボン、ビタミンC、ビタミンD、プロテインなどを医療用サプリメントで補充した
体重の推移 オーソモレキュラー栄養療法開始後徐々に低下し妊娠によって増加

検査データ

解説

通常用いる基準値による評価では栄養状態を評価することはできません。
オーソモレキュラー栄養療法では、本来あるべき理想的な栄養状態と比較することで不足している栄養素を選択します。

・軽度脂肪肝を疑う初期のデータが徐々に改善している
・軽い貧血と言われる程度であるが、実際には重度の鉄不足であったが、オーソモレキュラー栄養療法によって順調に改善
・筋肉量も増え銅と亜鉛のバランスも良好になり妊娠成立
・妊娠の経過に伴い多くの栄養素が消費され不足傾向となっている

サプリメントのリスク・副作用

サプリメントに含有されている各栄養素に対しておきるアレルギー
消化器症状(ムカつき、不快感など)

料金

初回基本セット 52,800円+α(必要に応じて追加検査代)
サプリメント代 20,000〜62,000円/月