症例報告 CASE

48歳女性 妊娠希望

※イメージ画像
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患者データ

疾患
性別 女性
年齢 48歳(初診時:47歳)
具体的な症状

・他院にて栄養療法4年程経過、悪くはならないが改善がなく転院
・採卵は出来るがグレードに問題があり
・33歳から治療を開始しこれまでに13回移植

初診時

投薬 チラージン
検査データ

基準値による解釈

・肝機能、腎機能正常
・貧血無し
・脂質代謝、糖代謝正常


オーソモレキュラー栄養療法による解釈

・潜在性鉄欠乏
・ビタミンE不足
・ビタミンB不足
・血栓ができやすい状態

当院でのオーソモレキュラー栄養療法による治療

生活習慣

■食事
・元々栄養療法をおこなっていたので、これまで通り低糖質でタンパク質の摂取を意識していただく。ヒアリング時、タンパク質量が少なかったため増量してもらう
・グルテンフリーカゼインフリーも実践済みでしたが、麦科も除去してもらう
・果物が多かったので量や食べるタイミングを指導

投薬 チラージン
サプリメント ビタミンB群、ヘム鉄、ビタミンD、亜鉛、EPA、ナットウキナーゼ、ビタミンC、プロテイン
※全て医療用サプリメント
検査

初診より四か月後、以降は移植に時期に合わせて検査

治療の経過

投薬 ・チラージンは継続
・採卵時は、時期に合わせてDHEAを追加
具体的な症状

・起床時より強い下半身の浮腫みを感じていたが改善傾向
・治療開始3ヶ月ごろより子宮内膜の厚さに変化
・治療開始5ヶ月後、14回目の移植により妊娠陽性反応
・順調に妊娠8ヶ月まで経過202×年x月出産予定

検査データ

解説

・4か月後の再検査にて、初診時の問題点が食事の変更とサプリメントの補充によって改善傾向を確認
・血栓ができやすかった状態も改善した

サプリメントのリスク・副作用

サプリメントに含有されている各栄養素に対しておきるアレルギー
消化器症状(ムカつき、不快感など)

料金

初回基本セット 52,800円+α(必要に応じて追加検査代)
サプリメント代 20,000〜62,000円/月