食事を摂ると通常、血糖値が60㎎/dl程度上昇します。ところが腸の状態が悪かったり、栄養のバランスが乱れると食後の血糖上昇が大きくなり、食後高血糖とか血糖値スパイクと呼ばれる状態になります。このような状態になると、食後2~4時間後に血糖値が反動で下がりすぎるため、強い眠気を感じたり集中力が極端に低下したりしてしまいます。
「箸を置いたら靴を履け!」に応じて、食直後から散歩などの運動をすると、運動の刺激によって血液中のブドウ糖が速やかに筋肉に取り込まれ血糖値の上昇が少なく済みます。さらに食後運動中の筋肉へのブドウ糖の取り込みは、インスリンという血糖値を下げるホルモンを必要としないので、食後2~4時間後の低血糖も起こらないし、インスリンによる脂肪合成も起こらないためダイエットにも有効です。
特に消費される栄養素はビタミンB群、その中でもB1、ナイアシン(B3)、亜鉛などです。
ナイアシンは、アルコール脱水素酵素やアセトアルデヒド脱水素酵素を分解するのにとても大切です、また亜鉛は体の酸化を防ぐ働きがありアルコール脱水素酵素に不可欠な栄養素です。ナイアシンや亜鉛を多く含むおつまみをチョイスしてお酒を楽しみましょう♪
ナイアシンを多く含む食品はカツオのお刺身、豚レバー、エリンギ、ピーナッツなど
亜鉛がおおくふくまれる食材は赤身のお肉、カタクチイワシ、牡蠣などです^^
おつまみを上手に工夫してお酒を飲んでもダメージを最小限に^^
もちろん飲みすぎには注意、休肝日をつくる事も大切です^^