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2023.02.20

2022年2月20日号


メールマガジン 2022年2月20日号
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本日の目次
・溝口院長の健康情報
・エネルギー切れにしない事が大切!補食のポイント!
・ブログやインスタなどの記事紹介
溝口院長の健康情報
前回のブログでは、ビタミンDが脳を保護しているステロイドホルモンであるとお伝えしました。
ステロイドホルモンとは、体の中でコレステロールを材料として作られるホルモンの総称で、アトピー性皮膚炎の治療で使われる副腎皮質ホルモン、女性ホルモンなどの性ホルモンなどが含まれます。

ビタミンDは、魚の内臓やキノコ類に多く含まれ食材から摂取されるとともに、コレステロールを材料に人の身体でも合成されます。
ビタミンDが注目されたとき、血中のビタミンD濃度と相関する血液検査項目を調べてみたことがあります。もっとも相関関係があったのが尿素窒素(BUN)という項目でした。

尿素窒素が低い人がビタミンD濃度が低かったのです。この意味は、タンパク質代謝が低い状態ではビタミンDの合成も低くなることを想像させます。
カルシウム代謝だけでなく、免疫を調整し脳を保護するとても大切なビタミンDですが、タンパク質の代謝が下がると不足しやすくなるのです。

エネルギー切れにしない事が大切!補食のポイント!
オーソモレキュラー栄養療法で大切な事の一つ、身体をエネルギー切れにしない事。

イライラの原因になるアドレナリンなどの興奮系のホルモンの過剰な分泌、それによる自律神経の乱れなど、血糖値の安定がホルモンの分泌にもかかわっており体調不良の改善の鍵を握っています。
血糖値の安定=インスリンを出しすぎない事。

糖質の多い食事による血糖値の乱れはもちろんですが、カロリー不足でも低血糖になり血糖値の乱れが起きます。
食事と食事の間が長くなるとエネルギー切れになり低血糖になりやすくなるので食後2.3時間後にタンパク質(例:ゆでたまご、するめ、朝ごはんや夕ご飯の残りのお肉お魚など、小魚など)良質な脂質(例:ナッツ類、バター、ココナッツオイル、アボガドなど)を補食するとエネルギー切れを予防できお勧めです!

また糖質だけを摂らないようにするのもポイント!
さつまいも+バター、おにぎり+しらす、おかか、シーチキンなど糖質を摂る時に脂質やタンパク質を+してあげると血糖値の乱高下を防ぎやすくなります。

お腹がすいたタイミングや低血糖の症状が出てからではなく症状が出る前に補食する事がポイントなので食後何時間後には補食を入れると決める事も大切です^^

ブログやインスタなどの記事紹介
前の記事でお話しした低血糖と自律神経の関係性、以前にもご紹介したブログですが補食のタイミングが何故症状がでる前になのか?是非読んでみてください^^

◇「血糖変動と低血糖症状、自律神経症状は関連するのか?」◇
http://orthomolecule.jugem.jp/?day=20210304

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